春休みも終盤に入り、

来週から新学期が始まる方も多いのではないでしょうか？

 

有珠山ロープウェイでも4月に入り、

新しいスタートを切る新入社員が入ってきました！

 

初日は索道部の研修からスタートしました。

　※索道とは…ロープウェイやゴンドラ、リフトの事です。

 

索道部の業務内容は、大きく分けて2つに分かれています。

 

一つはゴンドラが問題なく動くように整備する業務、

一つはゴンドラにお客様を乗せて山頂山麓まで事故のないよう

お客様と一緒にゴンドラに乗って、安全管理をするガイドの業務です

 

今回の研修では、後者のガイド業務の研修を行いました。

 

 

お客様と一緒にゴンドラに乗るガイド業務は、

一日のほとんどが地上から離れて、宙に浮いたまま行う特殊な仕事です。

 

強風でゴンドラが揺れたり、濃霧で視界不良になると

安全確保のためゴンドラの中から運転室に無線をかけたり

無線のかけ方の研修中の様子

 

揺れの強い場所では、

立っているお客様が転倒する恐れがある為

注意喚起のお声がけをしたりします。

 

お客様の安全管理が第一なのはもちろんですが

定刻運行、安全管理を同時進行で行いつつ、笑顔で対応もできるよう

経験があっても、常に優先順位を決めるのが難しい複雑な業務です。

 

 

山頂駅にある運転室では、

どのようにロープウェイを操縦しているかそばで見学をしました。

関係者以外は立ち入ることが出来ない運転室。運転中の様子。

 

その後の座学では、

技術運転管理者より、安全にお客様を山頂まで運べるよう

みっちりとお勉強

 

山麓にあるミニロープウェイ展示室では、

ゴンドラがどのように動いているのか実際に動く模型を見ながらその仕組みを学びました。

ロープウェイの線路は実は一本の輪のようにすべて繋がっているんですよ！

 

初めての社会人で生活習慣がガラッと変わり

覚えることがいっぱいで大変だとは思いますが、

これからは有珠山の四季を感じながら、たくさんの経験を積んで

徐々に社会人としての生活に慣れていってくれたらうれしいなと思っています。

 

yama