有珠山ブログ

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

44年前の今日、

1977年8月6日、有珠山では有感地震が始まり

 

翌日、8月7日9時12分、有珠山山頂で大噴火がありました。

 

山頂からの噴煙の高さは12,000mまであがり

この噴火による火山灰は

有珠山から100㎞以上も離れている札幌市まで降ったそうです。

 

噴火によって山頂駅にもたくさんの噴石が飛んできました。

噴火によって写真のように建物が崩壊し、

周りの草木までなくなってしまいました。

 

このような事態に備えて、山頂駅には避難壕が作られました。

収容人数は100人ほどのシェルターです。

 

しかしながら、

実際に皆さんがこちらへ避難することはほとんどないと思います。

 

なぜなら有珠山は「嘘をつかない火山」と言われ

噴火をする前に必ず地震や地割れが起こり、

噴火のサインを私たちに教えてくれます。

2000年の噴火の時も事前に噴火の前兆を察知して

避難することが出来ました。

 

火山の動きを察知するために

色々な所に観測機器が設置されています。

有珠山の展望台にも観測機器が設置されていますよ!

 

また有珠山では今話題のSDGsについて

学ぶことができます!

洞爺湖有珠山ジオパークで学べること

 

特に「11.住み続けられるまちづくりを」について

 

山頂駅にある「山頂防災シアター」や

 

山麓にある「噴火体験室」や

 

「洞爺湖有珠山ジオパーク火山村情報館」では

 

有珠山の防災・減災の取り組みから様々なことを

学ぶことができます。

 

ぜひ、この機会に今年の夏休みに

有珠山ロープウェイでSDGsについて学んでみませんか?

 

yama