皆さん、こんにちは!
まもなくゴールデンウィークですが、いかがお過ごしでしょうか。
羊蹄山も雲がかかっていることが増えてきましたが、雲間からでもその雄大な姿を見せてくれています。
ロープウェイから見ることのできる山の中では1898mと桁外れのスケール誇っていますので、すぐに見つけることができますよ。
日本百名山にも選ばれ、北海道を代表する山の一つである羊蹄山は、
円錐形の成層火山で富士山そっくりの姿をしていることから、
北海道の富士山「蝦夷富士」と呼ばれています。
みなさんは羊蹄山の名前の変遷がちょっとヘンなのはご存じでしたか?
羊蹄山は最初、アイヌ語で女山という意味の「マチネシリ」と呼ばれ、
ちなみに対をなす男山の「ヒンネシリ」は尻別岳と言われているようです。。
それから日本書紀に登場する北海道(蝦夷地)の後方羊蹄という地名からとって後方羊蹄山(しりべしやま)と呼ばれるのですが、後方で「しりべ」、羊蹄で「し」という
おもわず何で?と言ってしまいたくなる読み方になります。
その後、地元の倶知安町から名前が読みづらいから変えてほしいという要請が出され、1969年に国土地理院から発行された地形図に記載されたことで今の羊蹄山(ようていざん)になったようです。
如何でしたでしょうか?
これから羊蹄山を見るときは、
今回の話を思い出してみるのも面白いかもしれません。
残雪によって白い衣を纏う羊蹄山は、夏に向かうにつれその姿を変えていき、
6月ごろには白い冠へと変わります。
ロープウェイからその変化を楽しむの醍醐味かもしれませんね!
kisu