皆さん、こんにちは!
GWも終わり桜も散ってゆくばかりな今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
今日は実際にロープウェイに乗車された多くの方が思うであろう疑問
「上りと下りどっちが速いの?」
本日はこの問いにお答えしたいと思います!
ずばり答えは「どっちも同じ速度で動いている」です!
そもそもロープウェイは同じロープを共有し、上り下り同時に発車しているため
速度差が発生すると事故が起きてしまいます。
それなのに何故ロープウェイがすれ違う際反対側の方が速く感じるのでしょうか?
その理由は「相対速度」が関係しています。
相対速度とはある運動物体からみた別の運動物体の速度の事です。
例えば同じ方向に50km/hで移動する自動車2台があるとした場合
速度に差がないためお互い相手が止まっているように見え、
片方が60km/hに速度上げるともう片方からは相手が10km/hで進んでいるように見えます。
ロープウェイは約15km/hで動いているため、相対速度に当てはめた場合
すれ違う際にお互いが見える速度は約30km/hということになります。
これが反対側のゴンドラの方が速く感じる理由です。
如何でしたでしょうか?
今回の記事でロープウェイに乗ったことのあるお客様もこれから乗るお客様も
なるほどと思っていただけたら幸いです!
白昼の残月