今から 41年前。
1977年8月7日、午前9時12分、有珠山山頂で大噴火が起こりました。
前日の前兆地震から32時間後の噴火でした。
この時の噴火では、有珠新山が誕生し、銀沼という沼が噴火口になりました。
山頂の『火口原展望台』からは、有珠新山と銀沼火口が見渡すことができます。
また1977年の噴火で、有珠山の形も変わっています。
こちらは、噴火以前の有珠山です。
こちらが噴火後、現在の有珠山です。
噴火によって誕生した有珠新山に押し出されるようにして、大有珠が動き、形が変わりました。
有珠山は、まさに変動する大地。
噴火のたびに、山が動き、景色が変わります。
ぜひ皆さま、ロープウェイに乗って、有珠山で「地球の鼓動」を体感してみて下さい。
iida