皆さん、こんにちは。
前回のブログでは、鮮やかな新緑の若葉が眩しい
ドロノキを紹介しました。
前回はこちら「新緑に包まれる昭和新山~ドロノキ」
今回はそんなドロノキが生える昭和新山の
麓の森を見てみたいと思います。
昭和新山は、噴火を繰り返す有珠山の
昭和19~20年噴火の際に誕生した火山です。
誕生直後は、草木の生えない荒れ地でした。
噴火後75年程経過した昭和新山の様子は
どのようになっているのでしょうか。
昔と比べると、見事に木々が回復しています。
淡い黄緑色に見えるのが、ドロノキです。
昭和新山の麓に近づくと
ドロノキが多いことに改めて気づきます。
この写真に写っている大きな木は
シラカバが少しと
ほとんどがドロノキです。
足元を見ると
次の世代を担う木々が
育ち始めています。
どんぐりのなるミズナラ
大きな葉っぱのホオノキ
黄葉がきれいなイタヤカエデ
ドロノキなどのパイオニアツリーが
葉で日陰を作り、多くの落ち葉が
やせた土壌を肥沃な大地に変えて
他の植物が育ちやすい環境を作ってくれています。
夏になれば
様々な木々の葉が生い茂ってきます。
これからも様々な木々の成長や
森の移り変わりを見るのも
とても楽しみです。
iida